チュウオーサラ（2021年生、母マイネローレライ）

Chuo Thorough

2021.03.14

チュウオーサラ（2021年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時12歳）と交配したマイネローレライが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は荒谷牧場。主な勝ち鞍は2024年のあだワンCMグランプリ賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荒谷牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、荒谷牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、高昭牧場によって495万円で落札された。

松浦裕之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

9月22日、デビュー戦は吉井章騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

10月2日、中0週で迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた3戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3歳（2024年）

2月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から32kg減らして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉井章騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦の選抜（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

4月22日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（4戦0勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

10月16日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から29kg戻して迎えた8戦目は、高橋優騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあだワンCMグランプリ賞（大井ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のブロードファイラムに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月6日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉井章騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。