ミニストロペスカ（2019年生、母ナナイロボタン）

ミニストロペスカ（2019年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大臣(伊)+冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時16歳）と交配したナナイロボタンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2023年のファイナルレース(一般C3 18)。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月18日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

3歳（2022年）

4月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小沢大仁騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた4戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた5戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

7月2日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のめいこちゃん結婚特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったグレートバリアに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の祝城ヶ崎莉嘉生誕特別（高知ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた12戦目は、祝木婚式だね特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた13戦目は、たた牌さん誕生日特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で嬉勝則騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた14戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 18（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい6着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた16戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3 16（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

4歳（2023年）

1月1日、中1週で迎えた18戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のヴァイオレットベガに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月18日、中1週で迎えた19戦目は、マモノ社長に感謝特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（11戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた20戦目は、西川厩舎スタート特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（12戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

2月22日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた23戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（15戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

3月15日、連闘で迎えた24戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（16戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で嬉勝則騎手（17戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で嬉勝則騎手（18戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月16日、中2週で迎えた27戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で嬉勝則騎手（19戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、シエルにハナ差交わされて2着に惜敗した。

デビュー前

田中譲二厩舎（高知）へ入厩。

4月29日、デビュー戦は郷間勇太騎手を鞍上に据えて、一般C3-10（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての大外9番ゲートからスタート。出走取消となった。

5月13日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で嬉勝則騎手（20戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた29戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で嬉勝則騎手（21戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したコスモテンペスタにアタマ差届かず2着となった。

6月17日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で嬉勝則騎手（22戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

7月29日、中5週で迎えた31戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で嬉勝則騎手（23戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた32戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、渡辺彩夢特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月2日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（24戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったプラニエータに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中3週で迎えた34戦目は、祝還暦セイジ特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（25戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた35戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（26戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では超凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた36戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（27戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

11月25日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた37戦目は、ヤツデ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（28戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた38戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（29戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた39戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（30戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。