ヴァンダーファルケ（1992年生、母Equadif）

経歴

デビュー前

2歳（1994年）

12月4日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のオラシオンデプーロに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳500万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3歳（1995年）

1月22日、中4週で迎えた3戦目は、4歳500万下の呉竹賞（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のペラドンナを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

2月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るワンダーピアリスを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて順当に勝利した。

4月15日、中9週で迎えた5戦目は、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で蛯名正義騎手（4戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

6月4日、中6週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のニュージーランドトロフィー4歳ステークス（東京芝1600m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた7戦目は、3歳G3のラジオたんぱ賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（5戦3勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

11月5日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、秋野ステークス（新潟芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた9戦目は、キャピタルステークス（東京芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は蛯名正義騎手（6戦3勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた10戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、クリスマスステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

4歳（1996年）

1月14日、中2週で迎えた11戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのニューイヤーステークス（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた12戦目は、銀嶺ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデ戦でオープンのアメジストステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた14戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの韓国馬事会杯（中山芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた15戦目は、卯月ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

6月23日、中9週で迎えた16戦目は、吾妻小富士オープン（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

7月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の五頭連峰特別（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

8月17日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた18戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の千倉特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月23日、中4週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の上総特別（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月13日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の赤富士賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイアイグローリーを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

11月24日、中5週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のウェルカムステークス（東京芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で橋本広喜騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

5歳（1997年）

1月18日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、ハンデ戦のジャニュアリーステークス（中山芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で橋本広喜騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた23戦目は、テレビ山梨杯（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で橋本広喜騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の内外タイムス杯（中山芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で橋本広喜騎手（6戦1勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

4月6日、中5週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の船橋ステークス（中山芝1600m 外回り雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で橋本広喜騎手（7戦1勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4月26日、中2週で迎えた26戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の府中ステークス（東京芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた27戦目は、フリーウェイステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（8戦1勝）。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では超凡な末脚を繰り出し、3着に入った。

6月1日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦のむらさき賞（東京芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（9戦1勝）。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月13日、中5週で迎えた29戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、朱鷺ステークス（新潟芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた30戦目は、ハンデ戦でオープンの新潟日報賞（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は橋本広喜騎手（10戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

6歳（1998年）

3月21日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた31戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月4日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた32戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、5歳以上1600万下の晩春ステークス（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（11戦1勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

5月16日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた34戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。