第13回 ニュージーランドトロフィー4歳ステークス (G2)

レース展開

ゲイリーゴールドが全馬を率いる形、その少し後ろに続くシェイクハンド

先頭を走るのはゲイリーゴールド。後続を2馬身以上離して一団を先導。単独の2番手にシェイクハンドが続く。少し間が空いて、コクトジュリアンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはヴァンダーファルケとプレストシンボリ。プログラム、ヤマニンパラダイス、ゴーゴーナカヤマらは中団後方の位置取り。アドマイヤゲイルは後方4番手で機をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはスターレセプション。殿にダイワルベールとヒシチームがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドトロフィー4歳S、シェイクハンドが取柄である先行力を駆使した堅実な立ち回りで初の重賞タイトルを手中に収める

先頭はゲイリーゴールドでリードは2馬身以上。単独の2番手にシェイクハンドが続く。そのあと、プログラム、コクトジュリアン、プレストシンボリらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたシェイクハンドがきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食い下がるプレストシンボリをクビ差で封じて勝利を掴み取った。2着のプレストシンボリからアタマ差の3着には、後方3番手の位置から妙々たる末脚を発揮したアドマイヤゲイルが入った。そこから2馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたゴーゴーナカヤマが入線した。1番人気のヤマニンパラダイスは中団後方にいたが決め手が足りず6着に敗れた。2番人気のコクトジュリアンは好位にいたがいいところなく5着に敗れた。