ヴェルーリヤ（2019年生、母ランデブー）

ヴェルーリヤ（2019年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「瑠璃(パーリ語)。夜空のような輝きを持つ。石言葉は尊厳、崇高」。毛色は青鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時12歳）と交配したランデブーが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松浦牧場。主な勝ち鞍は2022年の千日紅賞( 牝)。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額1,400万円（7万×200口）で一口馬主が募集された。

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

2月6日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

4月16日、中9週で迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

7月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着を確保した。

7月31日、中1週で迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた6戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の千日紅賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のレイに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月11日、中1週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のレディーガーネットを3/4馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、白山温泉郷賞（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた9戦目は、鹿島の森特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したサクラオーラを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、アイドルVtuber天秤ひなみ生誕記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったメイショウナスカに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1八（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

12月13日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、第五十四回五年機械工学科完全勝利記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のサンデッドウッドに2馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月22日、連闘で迎えた14戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、木場くぼ☆久保大海重機沢山仕入れました杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

4歳（2023年）

1月20日、中3週で迎えた15戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた16戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた17戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦の旅立ちを祝う花・エアリーフローラ賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

3月19日、連闘で迎えた19戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のアザレア賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のミハルプリンセスに1馬身半の差をつけて4勝目をゲットした。

4月11日、中2週で迎えた20戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の八重桜賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、マラッカに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた21戦目は、OEK×金沢競馬コラボ記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤翔馬騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

5月16日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、イカす会特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤翔馬騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

5月30日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた24戦目は、能登の里山里海は世界農業遺産です賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤翔馬騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

7月9日、中5週で迎えた25戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた27戦目は、2023さがしがコラボオープニングレース（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた28戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた29戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた30戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。