モリンフール（1990年生、母ラビアンクイーン）
Morin Khuur
1990.03.31
モリンフール（1990年3月31日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグリーングラス（当時17歳）と交配したラビアンクイーンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は猪野毛 正秀。戦績は、中央平地7戦0勝、地方20戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の一般C5-5。
経歴
デビュー前
田島良保厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1993年）
4月24日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。
5月15日、中2週で迎えた2戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを17番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず17着に敗れた。
7月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。
8月15日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。
8月22日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
9月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。
9月25日、中2週で迎えた7戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。
11月23日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、雑賀秀介騎手を鞍上に迎えて、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクサンステップから1馬身差の2着となった。
12月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で雑賀秀介騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリフライトからクビ差の2着に甘んじた。
12月29日、中3週で迎えた10戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で雑賀秀介騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンドウから半馬身差の2着に敗北した。
4歳（1994年）
1月18日、中2週で迎えた11戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で雑賀秀介騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキツナミに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
1月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で雑賀秀介騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月21日、中2週で迎えた13戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で雑賀秀介騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で雑賀秀介騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のローバストバイオをクビ差制して2勝目を収める
4月4日、中3週で迎えた15戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で雑賀秀介騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月2日、中3週で迎えた16戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で雑賀秀介騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月23日、中2週で迎えた17戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で雑賀秀介騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月30日、連闘で迎えた18戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で雑賀秀介騎手（10戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月26日、中3週で迎えた19戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で雑賀秀介騎手（11戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月16日、中2週で迎えた20戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月6日、中2週で迎えた21戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は雑賀秀介騎手（12戦2勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月11日、中4週で迎えた22戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で雑賀秀介騎手（13戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月1日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月11日、中0週で迎えた24戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。
11月8日、中3週で迎えた25戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月27日、中2週で迎えた26戦目は、川野勇馬騎手を鞍上に迎えて、土佐山田町打刃物とやっこねぎ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月5日、連闘で迎えた27戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。