スマートネクタル(2018年生、母グランス)

Smart Nektar

2018.05.21

スマートネクタル(2018年5月21日)は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ギリシア神話に登場する神酒の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス(当時22歳)と交配したグランスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は本間牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

吉田直弘厩舎(栗東)へ入厩。

2歳(2020年)

11月21日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬阪神ダート1200m 晴/良)に出走。馬体重は456kg。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた2戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利中京ダート1200m 晴/良)に出走。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

3歳(2021年)

1月10日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利中京ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は岩田康誠騎手(1戦0勝)。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

2月14日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利阪神ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は森裕太朗騎手(1戦0勝)。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のゴールドフィンガーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月25日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、藻川特別園田ダート1400m 曇/良)に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

9月5日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた6戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス小倉ダート1000m 曇/稍重)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた7戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス中京ダート1200m 曇/良)に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

11月17日、中7週で迎えた8戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、アプリコット・クーラー賞大井ダート1200m 晴/良)に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったオリジネイターに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

坂井英光厩舎(大井)へ入厩。

12月10日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、シャムロック賞大井ダート1200m 晴/重)に出走。馬体重は463kg。15頭立ての12番ゲートからスタート。競走除外となった。

デビュー前

坂井英光厩舎(大井)へ入厩。

12月30日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、一般C1四五大井ダート1200m 晴/良)に出走。12頭立ての大外12番ゲートからスタート。出走取消となった。

4歳(2022年)

9月19日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、サイレント・サード賞大井ダート1200m 曇/不良)に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた10戦目は、キール賞大井ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手(1戦0勝)。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた11戦目は、うさぎ座特別大井ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で瀬川将輝騎手(2戦0勝)。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

5歳(2023年)

1月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六大井ダート1200m 晴/良)に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

2月23日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2四五大井ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手(1戦0勝)。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた14戦目は、がんばれ!関東の酪農応援in大井賞大井ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手(2戦0勝)。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2一二三大井ダート1200m 晴/重)に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手(3戦0勝)。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

6月30日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、一般C2二三四大井ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で野畑凌騎手(4戦0勝)。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月10日、中0週で迎えた17戦目は、わし座特別大井ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で野畑凌騎手(5戦0勝)。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のエーギルに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

8月15日、中4週で迎えた18戦目は、閃光特別大井ダート1000m 雨/不良)に出走。鞍上は7戦連続で野畑凌騎手(6戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6歳(2024年)

2月16日、約6か月の休養明けで迎えた19戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五大井ダート1200m 晴/良)に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2四五大井ダート1200m 晴/不良)に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手(1戦0勝)。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた21戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、おおぐま座特別大井ダート1000m 晴/良)に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月11日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、ホール・イン・ワン賞大井ダート1200m 晴/稍重)に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4月30日、中2週で迎えた23戦目は、塩津璃菜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2 C1園田ダート820m 雨/稍重)に49kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。