ハートビート（1989年生、母サリュウエリザベス）

Heartbeat

1989.06.04

ハートビート（1989年6月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時9歳）と交配したサリュウエリザベスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

2月8日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったストレートホーラーを半馬身捉え切れず2着となった。

3月14日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったコールミーネイムに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月9日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で加用正騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で加用正騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

10月3日、中4週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加用正騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月31日、中3週で迎えた8戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は加用正騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた11戦目は、栗田伸一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4歳（1993年）

4月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月25日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた13戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。