アーモンドグランス（2004年生、母マターナルラブ）

アーモンドグランス（2004年5月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「アーモンド＋閃光」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時10歳）と交配したマターナルラブが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方38戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の3歳以上C3。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月10日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

3月4日、中2週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

3月27日、中2週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた3戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトすみれ特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた4戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

7月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

9月8日、中5週で迎えた7戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

4歳（2008年）

1月1日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、スタージョッキーズステージ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

2月13日、中5週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6一（園田ダート1400m 雪/不良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

7月16日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた10戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D7一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るレミーカルストンを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月24日、中9週で迎えた11戦目は、3歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上D7一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で平岩潤一騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上D7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平岩潤一騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったピイエフドルチェに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

11月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平岩潤一騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた15戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D5三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマスベルマンをクビ差振り切って2勝目をゲットした。

5歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、スタージョッキーズステージ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた18戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3四（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた19戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブルーリーダーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って3勝目をつかんだ。

6月3日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた24戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

9月2日、中5週で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のミスアサートをクビ差振り切って4勝目を収める

9月22日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

6歳（2010年）

6月16日、約7か月の休養明けで迎えた30戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた34戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた35戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったミキノサンライズに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月21日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一気に末脚を伸ばして、最後は2着のヘブンリーゲートに1馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

10月7日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったアグレッシブローズに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月21日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた39戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉浦健太騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉浦健太騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた41戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で杉浦健太騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のウインジョーカーに2馬身の差をつけて優勝

7歳（2011年）

1月3日、中2週で迎えた42戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉浦健太騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。