サクラナイス（1986年生、母サリーナス）

Sakura Nice

1986.03.17

サクラナイス（1986年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のプルラリズム（当時6歳）と交配したサリーナスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）谷岡牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

境勝太郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

6月12日、デビュー戦は小島太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のアンシストリーに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

11月27日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦1勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

3歳（1989年）

1月14日、中3週で迎えた4戦目は、4歳400万下の朱竹賞（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小島太騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた5戦目は、4歳400万下のセントポーリア賞（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小島太騎手（4戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定4歳400万下のうぐいす賞（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で小島太騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた7戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中山ダート1800m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳400万下（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた9戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下の山桜賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

6月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、4歳以上400万下の恵庭岳特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小島太騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は高橋明騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したスリーノーブルを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

9月10日、中9週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手（7戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は木藤隆行騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

10月21日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋明騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。