ワイルドチャンプ（2000年生、母ウイルムーン）

Wild Champ

2000.03.14

ワイルドチャンプ（2000年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のティッカネン（当時9歳）と交配したウイルムーンが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山際 智。戦績は、地方11戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

井上正厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2002年）

10月22日、デビュー戦は福重正吾騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は500kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズファルコンから2馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福重正吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（2003年）

1月1日、中3週で迎えた3戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエクスノーブルに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

1月9日、連闘で迎えた4戦目は、3歳戦の若菜賞（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ヤマノルーブルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の白梅賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のつくし賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で浜口楠彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で浜口楠彦騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月3日、中0週で迎えた9戦目は、3歳戦の八重桜賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で浜口楠彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったアワナギに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

4月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で浜口楠彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で浜口楠彦騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、メイデンフッドにクビ差交わされて2着に甘んじた。