キヨシンピュア（2003年生、母マリエドゥジュワン）

キヨシンピュア（2003年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時14歳）と交配したマリエドゥジュワンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年のホープフル。

経歴

デビュー前

千葉博次厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2005年）

7月2日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 晴/重）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワタリレディーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月27日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のバルクに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月2日、中4週で迎えた3戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若松賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3歳（2006年）

4月10日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

5月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のやまびこ賞（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパワフルビクトリに4馬身の差をつけて優勝

6月24日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。