マックスローマン（1998年生、母ヤマノブレベスト）

マックスローマン（1998年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクエストフォベスト（当時8歳）と交配したヤマノブレベストが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）エービーシーファーム。戦績は、地方43戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は2002年のサファイア賞(一般B3三)。

経歴

デビュー前

的場信弘厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2000年）

6月26日、デビュー戦は吉田順治騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコトブキハンターを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコウセイロマンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から37kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビックベンソンを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

12月20日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサダムシャンハイを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

3歳（2001年）

1月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のニューイヤーカップ（佐賀ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田順治騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングウイザードを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

2月18日、中5週で迎えた10戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田順治騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマキノヒットに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

6月11日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦のりんどう特設（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（10戦2勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオーシャンハイを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

11月18日、中3週で迎えた13戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の九州菊花賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

12月30日、中5週で迎えた14戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエアロトレインに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2002年）

1月24日、中3週で迎えた15戦目は、若菜特別（大井ダート1690m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

3月8日、中5週で迎えた16戦目は、若鮎特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ロンシャンエースに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月22日、中1週で迎えた17戦目は、杉並区特別（大井ダート1590m 内回り雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1二（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた19戦目は、りょうけん座特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3四（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で的場直之騎手（6戦1勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3五（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場直之騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3五（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で的場直之騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ダイワスキーに半馬身交わされて2着となった。

7月7日、中2週で迎えた23戦目は、織姫特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で的場直之騎手（9戦1勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた24戦目は、潮騒特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で的場直之騎手（10戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3四（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で的場直之騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月15日、中4週で迎えた26戦目は、一般B3四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で的場直之騎手（12戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた27戦目は、サファイア賞（大井ダート1690m 雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で的場直之騎手（13戦1勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグレートコジーンを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

10月14日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦のオクトーバー賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で的場直之騎手（14戦2勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた29戦目は、レミニス賞（大井ダート1790m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で的場直之騎手（15戦2勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の秋嶺賞（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で的場直之騎手（16戦2勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

12月27日、中4週で迎えた31戦目は、バードアイランド賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で的場直之騎手（17戦2勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5歳（2003年）

6月9日、約5か月半の休養明けで迎えた32戦目は、みなづき賞（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で的場直之騎手（18戦2勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3四（大井ダート1590m 内回り雨/良）に出走。鞍上は20戦連続で的場直之騎手（19戦2勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3四（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で的場直之騎手（20戦2勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、ダミアーノに交わされて1馬身差の2着となった。

7月30日、中2週で迎えた35戦目は、ペッパーツリー賞（大井ダート1790m 曇/不良）に出走。鞍上は22戦連続で的場直之騎手（21戦2勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

8月15日、中1週で迎えた36戦目は、サードニックス賞（大井ダート1790m 雨/不良）に出走。鞍上は23戦連続で的場直之騎手（22戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた37戦目は、ブルーライト賞（大井ダート1690m 曇/不良）に出走。鞍上は24戦連続で的場直之騎手（23戦2勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた38戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、セプテンバー賞（大井ダート1190m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた39戦目は、レミニス賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

10月9日、中0週で迎えた40戦目は、ハンデ戦のオパール賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた41戦目は、カストル賞（大井ダート1190m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で納谷和玖騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた42戦目は、江戸開府400年記念（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で納谷和玖騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6歳（2004年）

1月5日、中8週で迎えた43戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。