スズノボヌール（1999年生、母ストロングスズラン）

スズノボヌール（1999年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時22歳）と交配したストロングスズランが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）中田牧場。戦績は、地方25戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2九十。

経歴

デビュー前

赤嶺本浩厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2002年）

11月2日、デビュー戦は熊野勲男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1390m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4歳（2003年）

1月13日、中9週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊野勲男騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

2月18日、中1週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1390m 雨/重）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグローリーゴブリンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月18日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定のハンデ戦の4歳C3（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトーシンアイリスに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

4月26日、中5週で迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3一（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦2勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったヤマヒサダンディにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

5月31日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十11（大井ダート1390m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2九十（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアタゴジルバをクビ差だけ差し切って3勝目をゲットした。

7月7日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2六七（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2七八九（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

8月15日、中1週で迎えた13戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したアキヒロモエルを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

8月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2四五（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2三（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた16戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、日本橋特別（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

10月8日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、神楽坂特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた18戦目は、文京区特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたヤングオーシャン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は熊野勲男騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

5歳（2004年）

1月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊野勲男騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（10戦3勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2七（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（11戦3勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた24戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（12戦3勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。