プリンセスホーラー（1992年生、母ダイアンベンチヤ）

プリンセスホーラー（1992年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時19歳）と交配したダイアンベンチヤが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は寺越政幸。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

3月11日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったムソウに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

6月3日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマフソルジャーを目の覚めるような末脚で半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

7月30日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の対馬特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で飯田祐史騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で飯田祐史騎手（6戦1勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入った。