エリモハイパワー（1995年生、母エリモシューテング）

エリモハイパワー（1995年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時7歳）と交配したエリモシューテングが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地4戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は1999年のアルファルド特別(一般C D1)。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

4歳（1999年）

7月4日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、4歳以上500万下（函館芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月10日、連闘で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、アルファルド特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のアーサスに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。