キングエーコー（2006年生、母アラサンエーコー）

キングエーコー（2006年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のジェリ（当時14歳）と交配したアラサンエーコーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は黒川賢司。戦績は、中央平地6戦0勝、地方11戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年のウインターグランプリ(C)。

経歴

デビュー前

星野忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

2月28日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は424kg。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた2戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月11日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

6月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg戻して迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた5戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

10月27日、中8週で迎えた7戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C22（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノニケをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた9戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトシイチロマンに4馬身の差をつけて優勝

12月10日、中1週で迎えた10戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、ゆきぽっぽG.D.B杯（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、青研特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシノライフから1馬身半差の2着に敗北した。

12月29日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、ゆきぽG.D.B.杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスエヒロブリリアンをハナ差制して制した。

4歳（2010年）

1月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた14戦目は、ウインターグランプリ（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のデルマカペラに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月23日、中1週で迎えた15戦目は、如月特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（5戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月9日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、紅梅特選（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月17日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた17戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（7戦2勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。