デルマカペラ（2005年生、母ユーロカレンシー）

デルマカペラ（2005年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ぎょしゃ座のα星」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミホノブルボン（当時16歳）と交配したユーロカレンシーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方41戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の一般C7。

経歴

デビュー前

高橋義博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

9月2日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

3歳（2008年）

2月24日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

3月15日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた4戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

4月19日、中4週で迎えた5戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず13着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた6戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた7戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた8戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

10月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた9戦目は、阪上忠匡騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

11月10日、中0週で迎えた11戦目は、牝馬限定の一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪上忠匡騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪上忠匡騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阪上忠匡騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったゴールドコードに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で阪上忠匡騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4歳（2009年）

1月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阪上忠匡騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

1月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で阪上忠匡騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したオースミリョウを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

2月8日、中2週で迎えた17戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で阪上忠匡騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で阪上忠匡騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた19戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、荒スポブログカップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったトドロキミラクルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月2日、中3週で迎えた20戦目は、一般C21（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は阪上忠匡騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた21戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（11戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた22戦目は、寛&美子結婚11周年記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪上忠匡騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪上忠匡騎手（13戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた24戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノアイズに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月30日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。4頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウダークに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月22日、連闘で迎えた29戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のブルークマモトをクビ差制して3勝目を掴み取った。

9月19日、中3週で迎えた30戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた31戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた32戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた33戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月19日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた34戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンデイルックに3/4馬身の差をつけて4勝目をマークした。

12月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた37戦目は、荒尾最強杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（8戦2勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月20日、中2週で迎えた38戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中純騎手（9戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた39戦目は、ウインターグランプリ（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングエーコーから2馬身差の2着となった。

3月27日、中6週で迎えた40戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（10戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた41戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた42戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月27日、中5週で迎えた43戦目は、ひなげし特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中純騎手（11戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた44戦目は、市民サービスC開設記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（12戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月7日、中7週で迎えた45戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（13戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシャインホーラーに1馬身の差をつけて優勝

9月23日、中6週で迎えた46戦目は、秋分の日特選（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（14戦3勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた47戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、岐阜コーラ盃（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた48戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、あらまちゃん誕生記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた49戦目は、焼肉・冷麺明月軒（企）（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。