カミンスキ（2021年生、母ロッツオブラブ）

カミンスキ（2021年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時15歳）と交配したロッツオブラブが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は株式会社アフリートファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2024年の一般C4-3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、アフリートファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、竹園正継によって572万円で落札された。

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月9日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー福島（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

11月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた4戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた5戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて17着に終わった。

3歳（2024年）

8月15日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた7戦目は、桑田牧場賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた9戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に57kgの斤量を背負って出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサクラレイピアに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月8日、中1週で迎えた10戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、一般C32 C41（門別ダート1000m 晴/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた11戦目は、しべつ牛乳特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた12戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月23日、中4週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4歳（2025年）

1月9日、中1週で迎えた14戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月28日、中6週で迎えた15戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。