ドウカンリマンド（1984年生、母ジユニヤイブ）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

2月8日、デビュー戦は蛯名利弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアサクサマジックに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、4歳以上400万下の妙高特別（新潟芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（1戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月1日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた4戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の八海山特別（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は蛯名利弘騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（中山芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名利弘騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名利弘騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月29日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で蛯名利弘騎手（8戦1勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

12月19日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯名利弘騎手（9戦1勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

4歳（1988年）

1月16日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で蛯名利弘騎手（10戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るケンタッキーパイクを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を手中に収めた。

2月7日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の立春賞（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で蛯名利弘騎手（11戦2勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月5日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の小金井特別（東京ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で蛯名利弘騎手（12戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で蛯名利弘騎手（13戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の春光特別（東京ダート1600m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で蛯名利弘騎手（14戦2勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず13着に終わった。