キキノロザリオ（2019年生、母エクラドール）

キキノロザリオ（2019年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より+カトリック教徒の祈りの道具」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時20歳）と交配したエクラドールが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は神垣道弘。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、神垣道弘から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月17日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は376kg。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

11月21日、中4週で迎えた2戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

3歳（2022年）

2月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ウーマんチャンス（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったナンゴクハナネットに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェアリーティンクを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月2日、中2週で迎えた6戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の春霞賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた7戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のシゲルペガサスに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月15日、中3週で迎えた8戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの鯱の門特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサフランブライトに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月10日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の777Real杯（佐賀ダート1400m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山田義貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったフラスティーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の七ツ釜特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた13戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサマースター特別（佐賀ダート1300m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

4歳（2023年）

1月12日、約5か月半の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で青海大樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で青海大樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で青海大樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で青海大樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた18戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で青海大樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアレンシュタインをアタマ差だけ差し切って優勝

5月13日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は青海大樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた22戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、パッカルくん賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月10日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は青海大樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた25戦目は、半夏生特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で青海大樹騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた27戦目は、さそり座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は青海大樹騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

9月23日、中4週で迎えた28戦目は、秋風特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で青海大樹騎手（10戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた29戦目は、夕日に愛されたまち玄海町賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で青海大樹騎手（11戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

5歳（2024年）

2月25日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた31戦目は、スダピンボール賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は青海大樹騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったバトーボヌールに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月31日、中2週で迎えた32戦目は、SAGAジョッキーズグランプリ（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青海大樹騎手（13戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。