イーサンセキトバ（2013年生、母ラッフィナータ）

Leesan Sekitoba

2013.04.10

イーサンセキトバ（2013年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアッミラーレ（当時16歳）と交配したラッフィナータが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は門別 敏朗。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別敏朗から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、国本勇によって302.4万円で落札された。

加藤誠一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2016年）

1月3日、デビュー戦は増田充宏騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は505kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャインティアラに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月1日、中4週で迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアローズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

3月31日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の菜の花特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

12月12日、約8か月半の休み明けで迎えた5戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

4歳（2017年）

1月2日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

2月1日、中3週で迎えた7戦目は、神奈川県馬主協会賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、キョウエイオードウに交わされて1馬身差の2着となった。

2月27日、中3週で迎えた8戦目は、松島33周年平次郎さんこれからも頑張れ杯（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

4月3日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、4月6日東洋さん誕生日おめでとう（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のブレーヴダイヤに1馬身半の差をつけて優勝

4月24日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた10戦目は、緑区ハナミズキ記念（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6月26日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、上田健人騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

7月11日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上田健人騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の勝負根性でゴールまでタレずに走り切り、3着を確保した。

7月28日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、りょうくん特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上田健人騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、抜け出したタカオワンダーにクビ差届かず2着となった。

12月31日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。