タカオワンダー（2013年生、母ファーストナイナー）

経歴

デビュー前

2歳のとき、猪野毛牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、櫻井龍蔵によって648万円で落札された。

3歳（2016年）

4月18日、デビュー戦は吉井竜一騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は495kg。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

11月16日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、ヒロイックサーガに半馬身交わされて2着となった。

12月30日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

4歳（2017年）

1月23日、中2週で迎えた5戦目は、4歳C3（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井竜一騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、勝ったオーロシスネにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

2月14日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井竜一騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、生得の持久力で渋太く粘り続けて、最後は2着のヤマトカジノに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月24日、中4週で迎えた7戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三十四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、エエカゲンニセイジに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月20日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、フレンチカンカンにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月9日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた10戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では稟性の勝負根性でゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のウッディタイガーに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

7月28日、中3週で迎えた12戦目は、りょうくん特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のイーサンセキトバをクビ差振り切って3勝目をゲットした。

9月13日、中6週で迎えた13戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦2勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた14戦目は、オフト伊勢崎賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着に入った。

5歳（2018年）

7月31日、約10か月の休み明けで迎えた15戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、5着を確保した。

8月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1十十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

9月27日、中5週で迎えた17戦目は、一般C1十三十四（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

11月1日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1七八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた19戦目は、野菊賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のテンポディヴァルスに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月4日、中2週で迎えた20戦目は、カランコエ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井章騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉井章騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

6歳（2019年）

1月21日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井章騎手（7戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

10月16日、約9か月の休み明けで迎えた23戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた24戦目は、杉並区賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

7歳（2020年）

1月22日、中6週で迎えた26戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は吉井章騎手（8戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

2月27日、中4週で迎えた27戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、エンジェルサインに交わされて2馬身差の2着となった。

3月18日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（10戦1勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（11戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。

4月29日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（12戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のファビリアに4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5月21日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井章騎手（13戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したファーストペガサスを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井章騎手（14戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったモンゲープリンセスにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

9月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた33戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

10月9日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた34戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた35戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉井章騎手（15戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月11日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた37戦目は、Promise～シナガワにきっと～賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（16戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアルティスタエースを半馬身振り切って6勝目を挙げた。

12月24日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は瀬川将輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったワイルドチャイルドにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

8歳（2021年）

1月18日、中3週で迎えた39戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉井章騎手（17戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた40戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（18戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヒナノチョウテンを3/4馬身振り切って7勝目を獲得した。

3月11日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（19戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

7月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から27kg減らして迎えた42戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は瀬川将輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で瀬川将輝騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた45戦目は、2014 外国馬東京大賞典初参戦賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で瀬川将輝騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。