ワイルドチャイルド（2017年生、母パーフェクトチャンス）
Wild Child
2017.03.16
ワイルドチャイルド（2017年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「おてんば娘」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパイロ（当時12歳）と交配したパーフェクトチャンスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はチャンピオンズファーム。主な勝ち鞍は2020年の一般C2十一十二。
経歴
デビュー前
安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2020年）
3月15日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。
3月29日、中1週で迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。
6月6日、中9週で迎えた3戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。
8月8日、中8週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
8月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
9月5日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。
11月6日、中8週で馬体重を前走から31kg増やして迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。
11月16日、中0週で迎えた8戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
12月7日、中2週で迎えた9戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
12月24日、中1週で迎えた10戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のタカオワンダーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
4歳（2021年）
1月22日、中3週で迎えた11戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。
2月19日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2三四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
3月12日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2二三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。
3月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。
9月6日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、1989ファンファーレ生演奏開始賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したシオラパルクに半馬身届かず2着となった。
10月6日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2八九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉井章騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
11月4日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉井章騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた18戦目は、プレリュード・フィズ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井章騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のエスペランスノヴァを半馬身振り切って2勝目をマークした。
5歳（2022年）
3月8日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井章騎手（8戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。
3月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で吉井章騎手（9戦1勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
4月19日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で吉井章騎手（10戦1勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。
5月10日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で吉井章騎手（11戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。
5月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2二（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉井章騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2七八九（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で吉井章騎手（13戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったトチノヒーローにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。
6月30日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉井章騎手（14戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後は力尽きて16着に敗れた。
7月25日、中3週で迎えた26戦目は、へびつかい座特別（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉井章騎手（15戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったカーラミーアに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
8月17日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で吉井章騎手（16戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。
9月5日、中2週で迎えた28戦目は、閃光特別（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で吉井章騎手（17戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、4着に終わった。
10月3日、中3週で迎えた29戦目は、とかげ座特別（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で吉井章騎手（18戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。
6歳（2023年）
1月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、一般C2十三十四十五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で吉井章騎手（19戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。
2月21日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた31戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で吉井章騎手（20戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。
3月7日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2十一十二十三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で吉井章騎手（21戦1勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。
3月27日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は23戦連続で吉井章騎手（22戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。
4月17日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は24戦連続で吉井章騎手（23戦1勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
5月9日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は25戦連続で吉井章騎手（24戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。
5月23日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は26戦連続で吉井章騎手（25戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったシャークシャイニーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
6月28日、中4週で迎えた37戦目は、一般C2七八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は27戦連続で吉井章騎手（26戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。
12月26日、約6か月の休み明けで迎えた38戦目は、ナイト・バロン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて13着に敗れた。
7歳（2024年）
1月24日、中3週で迎えた39戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。
2月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、一般C3五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉井章騎手（27戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したロイヤルエピックを差し切れず、3馬身差の2着となった。
2月29日、中1週で迎えた41戦目は、汐留川賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。
3月21日、中2週で迎えた42戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉井章騎手（28戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。
4月11日、中2週で迎えた43戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（29戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。