レインボーマジック（1997年生、母レイズレイン）

レインボーマジック（1997年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時5歳）と交配したレイズレインが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回、地方31戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,000万円（25万×40口）で一口馬主が募集された。

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月29日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で塩村克己騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したカジキヒメに3/4馬身届かず2着となった。

3月26日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塩村克己騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持久力でしぶとく粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のスガノヒカリをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

4月22日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で塩村克己騎手（5戦1勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

10月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた7戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい12着に終わった。

12月3日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

4歳（2001年）

1月27日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず17着に終わった。

9月22日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた13戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた14戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西原玲奈騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

12月17日、中7週で迎えた16戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホンキノワタシから4馬身差の2着となった。

5歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた17戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月20日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた19戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンダムカリムから1馬身半差の2着となった。

3月4日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月27日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた22戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた23戦目は、一般E（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた24戦目は、一般E（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のラブリージョージをクビ差制して久しぶりに勝利を挙げた。

5月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般E（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のトムジョージに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月24日、中3週で迎えた26戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般E（高知ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた27戦目は、一般E（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた28戦目は、一般E（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた29戦目は、一般E（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般E（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のオーバーザナイトをクビ差制して勝利をモノにする

10月7日、中2週で迎えた31戦目は、一般D（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（9戦3勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマチカネガイカをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

10月27日、中2週で迎えた32戦目は、一般D（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカタマルヒーローから3/4馬身差の2着となった。

11月23日、中3週で迎えた33戦目は、一般D（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエブロスフィットに3/4馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

12月2日、連闘で迎えた34戦目は、ひよどり特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（12戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた35戦目は、やいろちょう特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（13戦5勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた36戦目は、大晦日特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（2003年）

1月18日、中2週で迎えた37戦目は、オオギリセイコーファン特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた38戦目は、一般C D（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた39戦目は、古川文貴騎手を鞍上に迎えて、一般C D（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

3月8日、中1週で迎えた40戦目は、桃月特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた41戦目は、穣三昧特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた42戦目は、一般C（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた43戦目は、一般C（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた44戦目は、一般C（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（11戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた45戦目は、一般C（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で明神繁正騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月5日、中6週で迎えた46戦目は、一般C6（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で明神繁正騎手（13戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。