イットウセイ（2000年生、母イットーティアラ）
Ittosei
2000.03.01
イットウセイ（2000年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「一等星」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時6歳）と交配したイットーティアラが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、地方36戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般B3-3。
経歴
デビュー前
サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。
坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2002年）
10月6日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったエイシンキンプサンにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。
10月20日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、ビッグコングに交わされて3馬身差の2着に敗北した。
11月9日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
11月23日、中1週で迎えた4戦目は、D.ボニヤ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。
3歳（2003年）
6月29日、約7か月半の休養明けで迎えた5戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。
7月19日、中2週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。
8月10日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。
8月24日、中1週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。
9月14日、中2週で迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。
9月21日、連闘で迎えた10戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。
11月1日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月29日、中1週で迎えた13戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月13日、中1週で迎えた14戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。
4歳（2004年）
1月4日、連闘で迎えた16戦目は、4歳A2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月3日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月17日、中1週で迎えた18戦目は、エイプリルカップ（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月8日、連闘で迎えた20戦目は、石桜杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月5日、中1週で迎えた22戦目は、区界特別（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月19日、中1週で迎えた23戦目は、ジューンカップ（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月28日、中5週で迎えた26戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、芙蓉特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月13日、中1週で迎えた27戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1-2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイガノヤッピーから3/4馬身差の2着となった。
10月11日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、一般B2 B3-2（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月25日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた29戦目は、一般B C12（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月6日、中1週で迎えた30戦目は、風神賞（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月18日、中3週で迎えた32戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のプリティレインボーをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。
5歳（2005年）
1月19日、中4週で迎えた33戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。
2月1日、中1週で迎えた34戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
2月11日、中0週で迎えた35戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
2月24日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C3-1（姫路ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
3月9日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。
3月22日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2-1（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は寺地誠一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。
4月7日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。
4月21日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C3-3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。
5月12日、中2週で迎えた41戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。
5月26日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。
6月9日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。
6月23日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は寺地誠一騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。
7月12日、中2週で迎えた45戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。
7月21日、連闘で迎えた46戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。