キンセイジャック（2002年生、母ウカワサン）

経歴

デビュー前

2歳（2004年）

12月7日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は481kg。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、トールスファイアーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2005年）

3月23日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

5月10日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

6月15日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のセユーサクラを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブライアンハートに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のティーケースワローに2馬身の差をつけて優勝

9月26日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の若鷹特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエンドレステーマを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

10月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（8戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るキングダムコーセイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月11日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（9戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒデボンバイエを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月2日、中2週で迎えた13戦目は、柊特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（10戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のキングミシエロを3/4馬身振り切って怒涛の5連勝を決めた。

12月19日、中1週で迎えた14戦目は、ラピスラズリスター賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（11戦7勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサウスデピュティを豪脚でクビ差だけ差し切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

4歳（2006年）

3月28日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、エキサイティングナイト賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（12戦8勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた16戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、イースター特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、パッションマリーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月16日、中3週で迎えた17戦目は、青葉特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（13戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、トロットテイオーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月14日、中3週で迎えた18戦目は、ハッピーナイト特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（14戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサイレントケニーに4馬身の差をつけて9勝目を収める

7月3日、中2週で迎えた19戦目は、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（15戦9勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るカズノブラックを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月21日、中2週で迎えた20戦目は、地方重賞のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（16戦10勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。