ラフメイカー（2014年生、母ミスワキジャパン）

ラフメイカー（2014年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「曲名」。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時13歳）と交配したミスワキジャパンが22歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。主な勝ち鞍は2018年の吉谷彩子がアイニクル賞(一般C1六七八)。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

10月23日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

11月13日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

3歳（2017年）

1月21日、中9週で迎えた3戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3月19日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5月13日、中7週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、5着を確保した。

6月11日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では閃光の如き末脚を発揮したが、4着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた7戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

9月12日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、3着に入った。

10月6日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたシンフォニック決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月3日、中3週で迎えた10戦目は、リアルダービースタリオンカップ（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスリーペイドを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月28日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

12月26日、中3週で迎えた12戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

4歳（2018年）

1月22日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2二三（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮し、3着に入った。

3月5日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2一二（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマクトゥーブにクビ差届かず2着に惜敗した。

3月30日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月10日、中5週で迎えた16戦目は、二十歳の龍馬賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた18戦目は、吉谷彩子がアイニクル賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサンレイウインザーをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

8月3日、中4週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のりょうくん特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた20戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の涼風特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

9月20日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた21戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六七（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

11月13日、中7週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた22戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた23戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の人権尊重都市品川宣言25周年賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

5歳（2019年）

1月24日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

3月6日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では超凡な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1六七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

5月21日、中8週で迎えた29戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

6月25日、中4週で迎えた30戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

7月31日、中4週で迎えた31戦目は、ウッドフォードリザーブ賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1八九十（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた33戦目は、新涼賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月17日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、3着を確保した。

10月1日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた36戦目は、牝馬限定戦の門別グランシャリオ賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた37戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、しぶやダイバーシティ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

12月4日、中2週で迎えた38戦目は、北風賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。