フルミネート（1997年生、母マーシャルプラン）

フルミネート（1997年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のオグリキャップ（当時12歳）と交配したマーシャルプランが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方13戦4勝2着3回。1999年のサラブレッド系3歳優駿(地方重賞)に勝利した他、2000年の花吹雪賞(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

崎谷彦司厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（1999年）

6月13日、デビュー戦は牧野孝光騎手を鞍上に据えて、3歳（荒尾ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた2戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート800m 曇/重）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシビノファーレスから5馬身差の2着となった。

7月31日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（荒尾ダート950m 晴/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の銀杏賞（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のベルベットハンマーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニシキポーラに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月12日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦の雲仙岳特設（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミネノセンプウから約13馬身差の2着に敗北した。

10月17日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定3歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で岩本清隆騎手（4戦2勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

11月28日、中5週で迎えた8戦目は、2歳戦の銀杏賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩本清隆騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデティアラをクビ差制して3勝目をマークした。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下の樅の木賞（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本清隆騎手（6戦3勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた10戦目は、2歳地方重賞のサラブレッド系3歳優駿（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩本清隆騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロデイビーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3歳（2000年）

1月23日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた11戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒノデティアラを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳G3の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（9戦4勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月12日、約6か月半の休み明けで迎えた14戦目は、3歳地方重賞の佐賀菊花賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（10戦4勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

12月24日、中5週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本清隆騎手（11戦4勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。