シビノファーレス（1997年生、母パールヒロイン）

シビノファーレス（1997年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のミホシンザン（当時15歳）と交配したパールヒロインが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は小柳牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方24戦10勝2着4回。2000年のパールライス特別(ハンデ)で2着に入った他、1999年のサラブレッド系3歳優駿(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

工藤栄一厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（1999年）

6月13日、デビュー戦は橋本幸次郎騎手を鞍上に据えて、3歳（荒尾ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイトジョイに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月3日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（荒尾ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフルミネートに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月31日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（荒尾ダート950m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本幸次郎騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミハタラヴに6馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月21日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で橋本幸次郎騎手（3戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

10月31日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦の銀杏賞（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本幸次郎騎手（4戦3勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミネノセンプウから3馬身差の2着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた6戦目は、細原邦央騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の銀杏賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた7戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサラブレッド系3歳優駿（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2000年）

4月30日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦でオープンの4歳（荒尾ダート1500m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は細原邦央騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細原邦央騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で細原邦央騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマコバフレンドからハナ差の2着となった。

8月13日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳ハンデ戦でオープンのパールライス特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細原邦央騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルベットハンマーからクビ差の2着となった。

8月26日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で細原邦央騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で細原邦央騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のキリシマヒカルに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月15日、連闘で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で細原邦央騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノスプリンターに7馬身の差をつけて5勝目をマークした。

10月10日、中3週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の肥後菊賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で細原邦央騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月13日、中4週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で細原邦央騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフェイバードに8馬身の差をつけて制した。

12月5日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で細原邦央騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンアーチに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月23日、中2週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で細原邦央騎手（11戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノカスガに2馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

4歳（2001年）

4月22日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で細原邦央騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノマウンテンから1馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた21戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノエクスプレスに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月19日、中1週で迎えた22戦目は、阿蘇根子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーバイスに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月12日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた23戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1三イ（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

7月2日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた24戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。

10月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた25戦目は、阿蘇根子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。