レーヴドオルフェ（2017年生、母ウインルナ）

レーヴドオルフェ（2017年1月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「オルフェの夢(仏)」。毛色は栗毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時9歳）と交配したウインルナが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上欽哉。2022年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上欽哉から「北海道サマープレミアムセールサラブレッド1歳」に上場され、平川浩之によって615.6万円で落札された。

長谷川浩大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

8月10日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

10月19日、中9週で迎えた2戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

12月22日、中8週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

3歳（2020年）

2月8日、中6週で迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

4月19日、中8週で迎えた6戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい16着に敗れた。

7月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

8月22日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた9戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では伸びあぐねて17着に終わった。

10月11日、中6週で迎えた10戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月12日、中8週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2021年）

2月20日、中9週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺祐太騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺祐太騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月12日、中4週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野寺祐太騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

7月11日、中3週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小野寺祐太騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

9月4日、中7週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小野寺祐太騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で小野寺祐太騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月7日、中4週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小野寺祐太騎手（8戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2022年）

2月13日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 小雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小野寺祐太騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月21日、中4週で迎えた20戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 曇/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアノから1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月17日、中3週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハンターから7馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中7週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアルーフクライに約13馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月24日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月5日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石神深一騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったナギサから半馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中4週で迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石神深一騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。7着に敗れた。