ファイアークレン（1988年生、母センダンシヤトウ）

ファイアークレン（1988年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリーフグレイド（当時9歳）と交配したセンダンシヤトウが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）門別牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、地方32戦1勝2着7回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

12月2日、デビュー戦は酒井健二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3歳（1991年）

1月7日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井健二騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

2月9日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井健二騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井健二騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

3月10日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井健二騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月20日、中5週で迎えた7戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジュエルトウショウに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月11日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた9戦目は、佐々木清明騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（船橋ダート1500m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木清明騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1992年）

1月27日、中3週で迎えた11戦目は、5歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木清明騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズサオパールから半馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中3週で迎えた12戦目は、つばき特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木清明騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2八（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木清明騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木清明騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木清明騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木清明騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコージャガーから3馬身差の2着となった。

6月9日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2四五（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木清明騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木清明騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた19戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木清明騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月31日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、一般C2四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木清明騎手（11戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐々木清明騎手（12戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1993年）

1月28日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、一般C3三（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で佐々木清明騎手（13戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のハドリスタンに半馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

10月20日、約9か月の休み明けで迎えた23戦目は、一般C3三（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐々木清明騎手（14戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月24日、中4週で迎えた24戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で佐々木清明騎手（15戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルマツテイオーから1馬身差の2着となった。

12月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で佐々木清明騎手（16戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクバソロンから1馬身半差の2着に敗北した。

6歳（1994年）

1月2日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で佐々木清明騎手（17戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったメルシービジョンから1馬身差の2着に敗北した。

1月28日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 雪/良）に出走。鞍上は19戦連続で佐々木清明騎手（18戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で佐々木清明騎手（19戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドウインからアタマ差の2着に甘んじた。

3月11日、中2週で迎えた29戦目は、鎌ケ谷特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は21戦連続で佐々木清明騎手（20戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で佐々木清明騎手（21戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3一（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で佐々木清明騎手（22戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は24戦連続で佐々木清明騎手（23戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた33戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月4日、連闘で迎えた34戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3一二（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた36戦目は、港町特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で野口正宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケルダイオーから1馬身半差の2着となった。

7月18日、中2週で迎えた37戦目は、大山特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で野口正宏騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月22日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3二三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野口正宏騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた39戦目は、一般C2五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で野口正宏騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野口正宏騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。