ペインティトブルー（2020年生、母クィーンオブシバ）

経歴

デビュー前

2歳のとき、須崎牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2022年）

9月18日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

12月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

3歳（2023年）

3月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

3月25日、連闘で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

7月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初也騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

2023年7月12日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月28日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシュンコッチャンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月5日、連闘で迎えた8戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のラブファントムに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

10月10日、中4週で迎えた9戦目は、一般C1五（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったサンエイウルフにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1三（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアルセリアに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月31日、連闘で迎えた11戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のキャリアパスに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月13日、中1週で迎えた12戦目は、ノベンバーカップ（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた13戦目は、レックススタッド特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（5戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた14戦目は、ゴールデンジョッキーズシリーズ第1戦（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木志音騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（6戦3勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

4歳（2024年）

3月24日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（7戦3勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（水沢ダート850m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（9戦3勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。