キャリアパス（2020年生、母ケリーメイ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、増本牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、沖田忠幸によって484万円で落札された。

2歳（2022年）

11月19日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は534kg。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

3歳（2023年）

2月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

3月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた4戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

2023年4月2日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月8日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るリーアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月13日、連闘で迎えた8戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のペイシャキネマを半馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のキタノクーヴェルに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月25日、中3週で迎えた10戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた11戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で坂口裕一騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の森且行選手来場記念（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂口裕一騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた13戦目は、一般B2六（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で坂口裕一騎手（8戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったクルールドソレイユに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月31日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂口裕一騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったペインティトブルーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で坂口裕一騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のナムラバンザイに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月26日、中1週で迎えた16戦目は、レックススタッド特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で坂口裕一騎手（11戦4勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったアンコールゲランに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた17戦目は、B2一組（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で坂口裕一騎手（12戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で坂口裕一騎手（13戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4歳（2024年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で坂口裕一騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

3月25日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた20戦目は、シダレザクラ賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で坂口裕一騎手（15戦4勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。