スイートサンテ（2008年生、母タッチオブイノセンス）

スイートサンテ（2008年1月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋健康（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時16歳）と交配したタッチオブイノセンスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方6戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

5月29日、デビュー戦はN.ピンナ騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

8月7日、中8週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた4戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

10月20日、中5週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマッハスリーを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月15日、中3週で迎えた6戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったノブアルコバレーノに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月6日、中2週で迎えた7戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったマイネルタイドに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2012年）

1月3日、中3週で迎えた8戦目は、（社）愛知県馬主協会尾張支部賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタイガープリンセスに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月1日、中3週で迎えた9戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るライブリアンジェロを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月8日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったゴールデンコマンドに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月29日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。17着に終わった。

9月8日、中5週で迎えた12戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。