キングカリビアン（2001年生、母シンコウカリビアン）

キングカリビアン（2001年3月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「父名の一部＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のシンコウキング（当時10歳）と交配したシンコウカリビアンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）シンコーファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方18戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の一般C13。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

9月5日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は520kg。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着を確保した。

9月29日、中2週で迎えた2戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマイヤ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2006年）

4月2日、約18か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた4戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、賛導会杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた5戦目は、一般C21（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

5月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るメイビーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

6月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた8戦目は、ヤング・ジョッキー（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコウセイクイーンに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月16日、中5週で迎えた9戦目は、御肉処鴻臚館創業28周年記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた10戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシーザークイーンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、中2週で迎えた11戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグレードキンパイに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メジロホーネットに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月10日、中2週で迎えた13戦目は、中山七里特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた14戦目は、松井洸輔誕生記念（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた15戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤友則騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた16戦目は、エリート23周年記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤友則騎手（11戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6歳（2007年）

1月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤友則騎手（12戦2勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた18戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた19戦目は、一般C15（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（13戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。