グレイサイクロン（1999年生、母キョウエイブルー）

グレイサイクロン（1999年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のポリッシュパトリオット（当時11歳）と交配したキョウエイブルーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本誠二。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦1勝2着9回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤本誠二から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、宮崎忠比古によって787.5万円で落札された。

太田進厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2002年）

12月31日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1390m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は500kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るフタバタイニーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2003年）

1月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったカゲノショウグンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月3日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったディナーリンガスを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月22日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

8月24日、中8週で迎えた5戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

9月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

11月15日、中8週で迎えた7戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、野菊特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコアレスブームから1馬身差の2着となった。

11月30日、中1週で迎えた8戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、シクラメン特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイイオカカレンから1馬身半差の2着に敗北した。

12月23日、中2週で迎えた9戦目は、ホワイトクリスマス賞（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた10戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモスカッシュから1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2004年）

1月17日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、七草特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた12戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、カトレア特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた13戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた14戦目は、春蘭特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイインカローズから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月27日、中3週で迎えた15戦目は、かたくり特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた16戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、渡良瀬川特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた17戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（7戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナークロビンから半馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた18戦目は、若葉賞（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月19日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、烏川特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた20戦目は、大暑特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイボスから1馬身半差の2着となった。

8月15日、中3週で迎えた21戦目は、残暑特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワバンカーから1馬身半差の2着となった。

8月28日、中1週で迎えた22戦目は、芙蓉特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（10戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。