ディナーリンガス（1999年生、母ナイキルージュ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中脇満から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2001年）

12月26日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。

3歳（2002年）

3月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るピンクダンサーを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

5月11日、中6週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4歳（2003年）

2月3日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、熊野勲男騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のグレイサイクロンを3/4馬身振り切って休養明けの一戦をモノにした。

2月22日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2十（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2十（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

5歳（2004年）

5月21日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた7戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は熊野勲男騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に終わった。

6月1日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

6月11日、中0週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で熊野勲男騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

6月25日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた10戦目は、一般C3六（大井ダート1500m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のルッコラに5馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

12月29日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた11戦目は、一般C3四（大井ダート1200m 雪/重）に出走。鞍上は熊野勲男騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

6歳（2005年）

1月18日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

3月8日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、高野毅騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた14戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた15戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3-16 17（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

5月8日、中4週で迎えた16戦目は、一般C3-11 12（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（6戦2勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。