一般C2十

レース展開

ディナーリンガスが後続を引き連れる展開、その直後を追走するダイコーハリケーン

ディナーリンガスが先手を奪う形となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを進める。単独の2番手にダイコーハリケーンが続く。続いて、ベストスラッガーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはトゥインクルパール。その1馬身後ろ、プライドルションは中団前目。バニヤンキングは中団馬群の真ん中付近を追走。ガッサンライデンは中団後方の位置。その直後、ローレンタイアが8番手。その後ろ、リュウセイクイックが9番手。チトセリュウは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはモノマネチャンプとラシアンラブ。殿にドリームフェローがいる隊列で最初のコーナーを通過。

バニヤンキングが中団前目から力感に満ちた差し脚を弾けさせて前の馬たちをしっかりとねじ伏せる

先頭はディナーリンガスとガッサンライデンでリードは1馬身。ベストスラッガーとダイコーハリケーンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団前目にいた2番人気のバニヤンキングが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、後方3番手の位置から矢のような伸びを見せたチトセリュウが続き、2着と3馬身差の3着には、3番手の位置から力強い脚運びでゴールまで走り切ったベストスラッガーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、最後方で直線を迎えた13番人気のドリームフェローが入線した。逃げた1番人気のディナーリンガスは粘りを欠いて13着に敗れた。