ハードマクレーン（1990年生、母ファインカオリ）

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

5月30日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクリノホウオウに約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

6月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下のサルビア賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい15着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったミリオンダイレクトに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岸滋彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岸滋彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、イガノガイセンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月28日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の唐津特別（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岸滋彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岸滋彦騎手（7戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエイシンパーシーに1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月16日、中3週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の愛宕特別（京都ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で岸滋彦騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で岸滋彦騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岸滋彦騎手（10戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。