トウショウヒカリ（2003年生、母ヒカリポッポ）

トウショウヒカリ（2003年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「闘将＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時14歳）と交配したヒカリポッポが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は宮崎県、生産者は吉野政敏。戦績は、中央平地1戦0勝、地方10戦6勝。主な勝ち鞍は2006年のたんぽぽ賞。

経歴

デビュー前

山口益巳厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2005年）

7月19日、デビュー戦は北野真弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月9日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のキャリーアップ 800（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

9月23日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、2歳T1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた4戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた5戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、2歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキャプテンオペラをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビンゴゲームに3馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

12月3日、中2週で迎えた7戦目は、2歳500万下の千両賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で谷川真生騎手（2戦2勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

3歳（2006年）

1月1日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の日本盛カップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷川真生騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウーマンドリームに3馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月7日、中4週で迎えた9戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムミゴテカに1馬身半の差をつけて優勝

3月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳T1（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は谷川真生騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクラウンボーイに8馬身の差をつけて5勝目をマークした。

4月5日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の兵庫チャンピオンシップトライアル（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクラウンボーイに約10馬身の大差をつけて破竹の4連勝を決めた。