ヤマトダンサー（2008年生、母ミキノダンサー）

Yamato Dancer

2008.04.12

ヤマトダンサー（2008年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のルールオブロー（当時7歳）と交配したミキノダンサーが16歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中脇 満。戦績は、地方14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳(牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、中脇満から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、中脇満から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

渡辺和雄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2011年）

4月22日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスミヨシルビーを驚異的な末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

5月26日、中1週で迎えた3戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

6月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた7戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

8月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

4歳（2012年）

3月6日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に敗れた。

7月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた12戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十十一（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたテイスティマーベ決め手に屈してクビ差の2着となった。

7月30日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3八九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネフェニーチェに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。