ウォーターアイアイ（2019年生、母ウォータープリプリ）

ウォーターアイアイ（2019年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+マダガスカル島にのみ生息する霊長類」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時18歳）と交配したウォータープリプリが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2022年の一般C16。

経歴

デビュー前

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月21日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。17頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月3日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

3歳（2022年）

2月20日、中8週で迎えた4戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

4月16日、中7週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず13着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた7戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の揖斐川特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したシゲルカンガルーを差し切れず、1馬身差の2着となった。

7月9日、中2週で迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた9戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月28日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

2022年9月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月28日、中3週で迎えた11戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー49（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシンゼンハットを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキタノステートを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中1週で迎えた13戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、ルネッタ見月杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般C17（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた15戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のセントレアに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2023年）

1月6日、中3週で迎えた16戦目は、C10組（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

2月16日、中5週で迎えた17戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミッキーキングに6馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

3月3日、中1週で迎えた18戦目は、佐布里池特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた19戦目は、みんな笑って卒業や（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（6戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアオイトランプに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月13日、中3週で迎えた20戦目は、阿寺の七滝特別（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で友森翔太郎騎手（8戦3勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で友森翔太郎騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

デビュー前

塚田隆男厩舎（愛知）へ入厩。

6月16日、中3週で迎えた23戦目は、一般B7（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で友森翔太郎騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で友森翔太郎騎手（11戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた25戦目は、ぶっち生誕半世紀in名競記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で友森翔太郎騎手（12戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた26戦目は、白馬の会国内全場踏破記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で友森翔太郎騎手（13戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた27戦目は、スナパイ誕生日杯2023（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で友森翔太郎騎手（14戦3勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた28戦目は、八谷優花生誕記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた29戦目は、中島壮汰生誕記念（名古屋ダート920m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月6日、中5週で迎えた31戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた32戦目は、御礼!靖志さんお疲れ様でした（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（15戦3勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた33戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は細川智史騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた34戦目は、Lilly生誕ぬ記念（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

12月25日、中0週で迎えた35戦目は、ちぃちゃま競馬好き配信四周年杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったロジメリオールに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5歳（2024年）

1月3日、連闘で迎えた36戦目は、朝日夫妻よもやよもやだ記念（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（16戦3勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のツネノフージンをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

1月15日、中1週で迎えた37戦目は、やぎ座特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は細川智史騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

2月16日、中4週で迎えた38戦目は、一般B10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（17戦4勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

3月1日、中1週で迎えた39戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般B10（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。