ゴールデンラン（2016年生、母パープルベンテン）

ゴールデンラン（2016年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「黄金の走り」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時9歳）と交配したパープルベンテンが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は竹内良一。主な勝ち鞍は2019年の3Bウイナーズ賞(B1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、竹内良一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、B.Bレーシングによって270万円で落札された。

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

5月4日、デビュー戦は城戸義政騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

6月23日、中6週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって16着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた4戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったノースカガヤキに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオクラを異次元の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

8月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の3Bウイナーズ賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウハクトを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。