バイオジヤクソン（1986年生、母クインタマナー）

バイオジヤクソン（1986年3月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のタイムライン（当時17歳）と交配したクインタマナーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は漆原哲雄。戦績は、地方20戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は1989年のくすのき賞。

経歴

デビュー前

中村光春厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1988年）

4月18日、デビュー戦は倉見務騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（帯広ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は417kg。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のリユゼントツプに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた2戦目は、アラ系3歳（札幌(地)ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉見務騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月7日、連闘で馬体重を前走から15kg絞って迎えた3戦目は、アラ系3歳（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉見務騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（岩見沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉見務騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月31日、中5週で迎えた5戦目は、細川直人騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（岩見沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルヤトウザイからクビ差の2着となった。

3歳（1989年）

4月29日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、野元博実騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクニノカチドキに5馬身の差をつけて久々の一戦を制した。

5月13日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野元博実騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後はサザンムテキと並んで1着同着となった。

6月11日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元博実騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノエプソムに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野元博実騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のジヤンピングルビーに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月23日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で野元博実騎手（4戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタカヒデボーイに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月31日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で野元博実騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハイデンコーに8馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月16日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で野元博実騎手（6戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタカハヤヒリユーに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

8月26日、中0週で迎えた13戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野元博実騎手（7戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた14戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で野元博実騎手（8戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダルタニカラーから半馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦のアラブ優駿（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で野元博実騎手（9戦7勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクロードからクビ差の2着となった。

11月3日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で野元博実騎手（10戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクロードから2馬身半差の2着に敗北した。

12月3日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦の西日本アラブダービー（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で野元博実騎手（11戦7勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1990年）

9月15日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた18戦目は、アラ系5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で野元博実騎手（12戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカネタブラツクに1馬身半の差をつけて休養明け初戦を制した。

10月20日、中4週で迎えた19戦目は、アラ系5歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で野元博実騎手（13戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で野元博実騎手（14戦8勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のカヅサラモーヌに半馬身の差をつけて10勝目を達成した。