アイファーパローマ（2009年生、母ネコヤナギ）

アイファーパローマ（2009年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋鳩（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャン（当時21歳）と交配したネコヤナギが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内山田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方43戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の3歳C2三。

経歴

デビュー前

橋本忠男厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2012年）

4月17日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、3歳C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は459kg。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた2戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のスマイルジャパンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月8日、連闘で迎えた3戦目は、3歳C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月29日、連闘で迎えた5戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、スペルキャストにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月14日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

6月21日、連闘で迎えた7戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた10戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた12戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた14戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のホシノロマンに2馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

4歳（2013年）

1月23日、中8週で迎えた17戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、C級チャンピオン（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月9日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

4月6日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

10月27日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

12月9日、中5週で馬体重を前走からさらに19kg増やして迎えた21戦目は、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月27日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた22戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

5歳（2014年）

1月7日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた23戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた24戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は島崎和也騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月11日、中1週で迎えた27戦目は、うめき君麻子さん結婚記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた28戦目は、好きです、笠松けいば（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定戦の好きです、笠松けいば（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったカフェスペシャルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月22日、中1週で迎えた30戦目は、牝馬限定の一般C21（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で島崎和也騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた31戦目は、牝馬限定の一般C24（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で島崎和也騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた32戦目は、一般C21（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で島崎和也騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた33戦目は、牝馬限定の一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で島崎和也騎手（10戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のモエレスマイルバーを半馬身振り切って久しぶりに白星を挙げた。

7月3日、中1週で迎えた34戦目は、蘇水峡特別（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は森島貴之騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は島崎和也騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた36戦目は、一般C18（笠松ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた37戦目は、牝馬限定の一般C19（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（13戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アートオブネヴアーに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月11日、中1週で迎えた38戦目は、ききょう賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で島崎和也騎手（14戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた39戦目は、一般C16（笠松ダート800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で島崎和也騎手（15戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた40戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で島崎和也騎手（16戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスイフトリリーを圧倒的な末脚で半馬身差し切って優勝

10月30日、中1週で迎えた41戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で島崎和也騎手（17戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月14日、中1週で迎えた42戦目は、1.15ウェディング記念レース（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた43戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた44戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（18戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた45戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（19戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

6歳（2015年）

1月9日、中0週で迎えた46戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。