マロンダンディ（1999年生、母マロンダンサー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、松崎文彦から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

野口孝厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2001年）

11月9日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 雨/重）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

12月5日、中3週で迎えた2戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトキノシンオーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2002年）

1月17日、中5週で迎えた3戦目は、3歳戦のツインドリーム特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

2月7日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月2日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、莅戸高次騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月9日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で莅戸高次騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったベルモントハピネスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

11月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

11月26日、中1週で迎えた10戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、スカイタイヨウに半馬身交わされて2着となった。

12月16日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

4歳（2003年）

1月3日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は莅戸高次騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2六イ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で莅戸高次騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエクイクスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月13日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、ソワカフジに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月7日、中7週で迎えた16戦目は、一般C2七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は莅戸高次騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

6月19日、中5週で迎えた17戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた18戦目は、工藤伸輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤伸輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月28日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2八九（大井ダート1190m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で工藤伸輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシュウユウガッツを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

9月22日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で工藤伸輔騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で工藤伸輔騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。