グレイトメダリスト（1993年生、母タガミホーオン）
1993.05.03
グレイトメダリスト（1993年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のヒロタケ（当時21歳）と交配したタガミホーオンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は吉永 等。戦績は、地方52戦8勝2着12回。1999年、1999年と周防灘賞(アラ系一般)で2回2着に入った他、1998年のアラブ王冠賞(アラ系4歳以上)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
利国彦一厩舎（西脇）へ入厩。
2歳（1995年）
8月10日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーディパーチャに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
8月31日、中2週で迎えた2戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のビュティフルレディに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
9月22日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。
11月29日、中9週で迎えた4戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の市川賞（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月13日、中1週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート1630m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノリンボーに3/4馬身の差をつけて3勝目を手にした。
12月30日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の園田ジュニアカップ（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3歳（1996年）
1月16日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイワノダイドウからクビ差の2着に甘んじた。
2月3日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸二騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイワノダイドウから1馬身半差の2着に敗北した。
3月14日、中5週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノリュウモンに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。
3月28日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウワプリンセスからクビ差の2着に甘んじた。
4月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の菊水賞（園田ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は尾林幸二騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月6日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の若葉賞（園田ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（5戦2勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月29日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の全日本アラブ優駿（園田ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。
11月18日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月2日、中1週で迎えた15戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月16日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般A B（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーセンプーから4馬身差の2着に敗北した。
12月24日、連闘で迎えた17戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
4歳（1997年）
4月7日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、アラ系一般A（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のグラントウザイに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月5日、中3週で迎えた19戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、金蹄賞（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月17日、中1週で迎えた20戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。2着となった。
5月31日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセレビュータントからクビ差の2着に甘んじた。
6月28日、中3週で迎えた22戦目は、アラ系一般A（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンシングラットから1馬身半差の2着となった。
7月12日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般A（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月11日、中3週で迎えた24戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A B（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシリウスファイターをハナ差制して制した。
8月23日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月22日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系一般A（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月5日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
5歳（1998年）
2月1日、約4か月の休養明けで迎えた28戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
2月15日、中1週で迎えた29戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフツロサンサンに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
3月8日、中2週で迎えた30戦目は、アラブ大賞典（佐賀ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。
3月15日、連闘で迎えた31戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミヤシロパラダイスを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。
4月12日、中3週で迎えた32戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
5月3日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた33戦目は、アラブ王冠賞（佐賀ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。
5月17日、中1週で迎えた34戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は下條知之騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセラヴィワイズに5馬身の差をつけて8勝目を奪取した。
9月27日、約4か月半の休養明けで迎えた35戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
10月17日、中2週で迎えた36戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワシュウテイオウを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
11月1日、中1週で迎えた37戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフクヨシオーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
11月29日、中3週で迎えた38戦目は、佐賀場外オープン記念不知火賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
12月13日、中1週で迎えた39戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下條知之騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
6歳（1999年）
1月3日、中2週で迎えた40戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で下條知之騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。
1月17日、中1週で迎えた41戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で下條知之騎手（10戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず3着に敗れた。
2月14日、中3週で迎えた42戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は真島正徳騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく3着に敗れた。
3月7日、中2週で迎えた43戦目は、アラブ大賞典（佐賀ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（11戦2勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。
3月22日、中1週で迎えた44戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4月11日、中2週で迎えた45戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、周防灘賞（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノコルドバから6馬身差の2着に敗北した。
5月4日、中2週で迎えた46戦目は、アラブ王冠（中津ダート2180m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月30日、中3週で迎えた47戦目は、周防灘賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノコルドバから3馬身差の2着となった。
6月20日、中2週で迎えた48戦目は、周防灘賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月30日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた49戦目は、大分県馬主会会長賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7歳（2000年）
1月30日、中3週で迎えた50戦目は、周防灘賞（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月11日、中1週で迎えた51戦目は、豊後梅特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月27日、中1週で迎えた52戦目は、周防灘賞スプリント（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。