マイネルオニキス（2016年生、母スリースノーグラス）

マイネルオニキス（2016年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋オニキス」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時15歳）と交配したスリースノーグラスが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は本桐牧場。主な勝ち鞍は2019年のフォーチュネイト菖蒲特別。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,800万円（28万×100口）で一口馬主が募集された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

6月24日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/重）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に敗れた。

12月28日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

3歳（2019年）

3月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のナイスハルター特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったネオファルコンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のフォーチュネイト菖蒲特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェデルタを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

12月3日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、アーバンステージ師走賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

4歳（2020年）

1月24日、中5週で迎えた11戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた13戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

4月7日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた16戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般B1二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた17戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、湖南賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマシャンティに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

5月17日、中1週で迎えた18戦目は、妙成寺五重塔特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた19戦目は、オッズパーク杯特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るレイズアスピリットを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月30日、中3週で迎えた20戦目は、七尾城址特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた21戦目は、楽天競馬でスマホでラクラク投票特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた22戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、サルビア賞（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

8月11日、中1週で迎えた23戦目は、楽天競馬でスマホでカンタン投票特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた24戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、小松安宅特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた25戦目は、楽天でポッイントもらっちゃおう特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。