ミスティックタイム（2000年生、母ミスティックアイズ）

Mystic Time

2000.04.22

ミスティックタイム（2000年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部　神秘的なときを過ごさせて欲しい」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時15歳）と交配したミスティックアイズが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は乾 皆雄。戦績は、中央平地5戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額5,500万円（13.75万×400口）で一口馬主が募集された。

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

4月19日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシルクエルドラードにハナ差届かず2着に惜敗した。

5月17日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したサーガにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦0勝）。17頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったスピーディーボーイに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（3戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したテンザンチーフにハナ差届かず2着に甘んじた。

7月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（4戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスリーアパッシュに約10馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。